「ボーイ・フロム・オズ」10月13日(月・祝) @青山劇場

(13:30~14:53、15:13~16:43)

ミーハー目線の殴り書きメモ(3)

《全体》
坂本さん
 台詞の語尾がソフトだったり、台詞の途中でも相手の表情の変化や仕草を受けとめる間を置いたりしたことで、芝居がよりリアルになっていると感じました。
 東京千秋楽や大阪公演が見られないのは残念だけど、きょう見られて じゅうぶん満足かなぁ…。

声の調子
 今回、愛らしい声を作っていらっしゃる紫吹さん、ちょっと辛そうなように聞こえました。
 いっぽう、坂本さんは録音かとおもってしまうくらい安定しています(もちろん、録音ではありませんよ)。
 初演のとき、今さんの安定した歌を聞いて感嘆していたのですが、再々演では、坂本さんも かなり今さんのレベルに近づいていたように感じて しみじみしました。

 団さんも低音に張りが出て、『確かだぜ、ベイビー』が より頼もしい印象になりました。

 松原さんがクリス役を演じていらっしゃるのは『ラヴ・クレージー』の高音が出るからだそうですが、クリスが歌うシーンは『ラヴ・クレージー』といんちき『ワルチング・マチルダ』だけなので、あれだけ歌える松原さんには役不足で恐縮してしまいます。 お忙しいなか、再々演、よく出てくださいました。


《第1幕》
坂本さん、悪ノリ?
 きょうは10分後に遅刻する人が少なかったので(ホッ)、坂本さん、以前からやりたかったと言って
 ピーター「皆で声を合わせてくださいよ。『テンターフィールドを出ても、いいかな~?』」
 客席「いいとも~!」
 青山劇場が、一瞬、お昼のテレビ番組に(笑)。 マジメな演劇ファンのかたが どう思ったかは知りませんが、別にストーリーを逸脱した訳ではないし、9割の客は楽しんでいたので大目に見ていただきたいなぁ。
 遅刻客いじりにしても、客上げにしても、守りに入らず、一部のブーイング覚悟で、大胆に進める坂本さん、凄いと思います。 プログラムの中でピーターのことを強い人だと言っているけど、自分には、坂本さんも相当 強い人に見えますよ。
 (もっとも、坂本さんほど強くない自分たちは、ときどき、後半を平穏な気持ちで観られなくなるほどのダメージを受けたりもしますが)

演技の小さな変化・『ラヴ・クレージー』の前の着替え中のナレーション
 きょうは「オレたちは、一番人気のコンビになったんです」と言っていて、やれば出来るじゃーん、と思いました。
 いえ、いつも「オレたちは、一番人気の、コンビになったんです」と「コンビ」を強調するのが気になっていたので。キミたちがコンビなのは知ってますって。 そこは「一番人気」を強調しないと、と心の中でツッコんでいました。

演技の小さな変化・「ううん … まだ」
 (これは、再々演になってからの変化)
 香港のバーでジュディに「胃の洗浄なんて したことないでしょ」と問われて
 「ううん」と言ったあと、ジュディの顔色を見て、「まだ」とフォロー。

演技の小さな変化・大きな目って
 メモしたけど、具体的には忘れてしまいました。
 「大きな目って」と言ったあと、ライザの頬を掴んで、誘惑するように「綺麗だな」と言ったのだっけ(記憶曖昧)。

切ないジュディ
 『救いだして』のあとの、ピーターとライザの結婚に反対するジュディ。
 「もれなくついてゆくわ」の台詞が切ない(大スターが娘のお荷物状態)。 子役時代から大スターだから実生活での生活力がなくて、ライザが頼りなんですね。

坂本モード満載の仲直りシーン
 例によって、ソファの肘掛けに腰を下ろしてそのまま座面にずり落ちてくる。
 視線を下に落としたまま、ふと「靴、買い換えようかなぁ」。いきなり関係ないことを言ったので、ライザがっくり。 こういう妙な"間"で笑いを誘うの、坂本さん得意ですよね。
 ライザの耳を手で囲んで内緒話。 ライザが笑うと、「何も言ってないよ」

『別れるものなら』
 「(髪を)もう伸ばさないわ。」の前後で歌いかたを変えていました。
 この台詞の前は、再々演のライザ特有の高く細い声で、傷ついた女性という感じでしたが、台詞のあとは、初演のライザの深く落ち着いた声で歌っていました。
 発言自体も、ピーターに対する宣言というより、内省的に自分を励ますような感じでした。

『ここいら辺りの男とは』でもサビに女声コーラス。
 『静かに』だけでなく、ここでも。 坂本さんを休ませるため?


《第2幕》
Good Job!なフルーツ・ガールズ
 客上げは、自ら立候補した妊婦さん。
 ジェントルマンな坂本さん、帰るときエスコートしてあげたり、やたら彼女に優しい。 それを見て、フルーツ・ガールズがスネてしまいます。 ピーターは、「羨ましいでしょ」なんて言って いっそう彼女たちのご機嫌を損ねてしまい、まあまあ、と宥めます。
 可愛いなぁ~、フルーツ・ガールズ。
 (再演のときも書きましたが、)坂本さんが客上げが続けられるのは、とっさに場の空気を読んで雰囲気を和ませくれるフルーツ・ガールズのお蔭だと思います。

『ありきたりの男だけれど』
 グレッグの手をピーターが握っただけだった。

仲良し演技は、いつから?
 ディーが電話で「真ん中の脚もへし折ってやるぞ」と言っているのを聞いて、ピーターがグレッグを振り返って苦笑するのは、以前からでしたっけ。

『歴史は繰り返される』
 「思い出に浸ろう♪」のメロディーが、日本語のアクセントに合わせて変わっていました。

グレッグ死亡のナレーションのあとの嗚咽は、ただうなだれていただけ
 この辺りの悲しみの演技は、9日のときより抑えめでした。 その分、「幕が降りる … 」の落ち着いた語りに向かって徐々に緊張感が高まっていきました。

ライザの腰振り
 「残念!目から下には興味がないんだ」のとき、これ見よがしに腰を振ってみせるライザ。
 このシーンのライザとピーターの会話、リアルでした

テンターフィールドで(特にミーハー目線)
 一幕ラストと、シドニー公演の前と、マリオンは二度ともピーターに紅茶をいれてあげる。
 香港のバーの飲み物はグラスにセロハン入れたニセモノですが、この紅茶は飲めるらしく、口にした坂本さんの喉仏が動きます。
 個人的に、坂本さんと紅茶の組み合わせが大好きなので(王子様と紅茶!何て似合うのかしら)、密かに楽しみにしているシーンです(だから『ジャスミン』のPVも大好き)。

リトル・ピーターとの会話~『旅立つ前に今一度』
 坂本ピーターがピアノを弾いていると、リトル・ピーターが話しかけてきます。 今まで、坂本ピーターは、起きていることの傍観者で、リトル・ピーターたちと喋るのは数回しかなかったのですが(「見せたくない話」を遮るところと、ヤング・ピーターの耳を塞ぐところ)、ここで会話しているということは、マイオンの『泣かないで』まででストーリーは終わっていて、このシーンだけ独立しているのかな?と思いました。

 リトル・ピーターを見送った後、ピーターは数秒間、客席に背中を向けてピアノを触っていました。
 前回の観劇時にはこの仕草に気づかず、繋がりに違和感を持ったのですが、きょうは自分も ひと息ついて、次の曲を聴く態勢を整えることが出来ました。

『旅立つ前に今一度』
 前半、リズムから少し外れて台詞っぽく客席に語りかけるように歌っていました。
 個人的には、ピーター・アレンさんのCDどおりに歌う端正な坂本さんも好きだったのですが … うーむ、どっちが良いだろう?

 『旅立つ前に今一度(Once Before I Go)』が歌われるようになったのは、Hugh Jackmanさんの N.Y.公演からだそうですが、この差し替えで、ピーター・アレンの個人的な伝記から、普遍的な人間のストーリーに作品全体が変わったと思います。
 今の坂本さんなら、『Tenterfield Saddler』でピーターの精神を表現することも出来るでしょうけど、演劇的なカタルシスはあまりないので、ピーター・アレンをよく知らない人が多い日本で熱狂的に受け入れられるのは難しかったかも知れません。
 Hugh Jackmanさんのオーストラリア公演では、『Tenterfield Saddler』と『Once Before I Go』のどちらを歌ったのでしょうね。
 (ネット検索で見つかった記事(http://www.smh.com.au/articles/2006/02/13/1139679534880.html)を見ると、『Tenterfield Saddler』を歌わなきゃ殺されちゃう!とか。二人の自国のヒーローの凱旋公演だったようですね)。

『旅立つ前に今一度』のあと、『世界はリオ』前のナレーション
 「幕が降りる … 」のナレーション、今回は低めの声で淡々と語っていました。
 いつから変わったのでしょう。 今までより自然にひたひたと心に入って来ました。

 「大事なのは、オレが生きたってことです」も、低くて抑制した表現でした。 今までは「生きた」 に力を入れていたと思うのですが。
 あまりの変わりぶりに、「坂本さん、何か身内にご不幸でもあったの?」と要らぬ心配をしてしまいました。 今回の言いかた、個人的には心に沁みました。
 「だって、(死は)みんなにだって来るんだから」も、優しく語りかけるようで良い感じだと思いました。


カーテンコールが一回多かったですが、坂本昌行としての言葉はありませんでした。

明日は個人的に最後の「ボーイ・フロム・オズ」

 好評ですね、再々演。
 内輪(出演者さんのお知り合いと、ジャニーズ・ファン)以外のどれだけの人に見ていただけているかは気になりますが、一介のファンである自分が気にしても仕方ないですね。

 皆が皆、同じ意見(作品と出演者を絶讃)というのもブキミなので、自分なりに批判や不満をを考えてみました。
 (2002年のV6のコンサートの長野さん坂本さんデュエット曲「それは幻の海辺」で坂本さんが「何を賭けてもキミの負けだよ」と歌って以来、坂本さんに完全降伏だと認識している自分に 不満なんてあるのか判りませんが)

 (本当は、自分だって、見るたびに発見のある「ボーイ・フロム・オズ」という作品に初演のときから感嘆していて、再々演の演出にも、まったくもって満足しているんですよ~)

>>制作者さまへ
オーケストラの編成。
 初演や再演より小規模になっていませんか? 初演のときのような迫力が感じられませんでした。
 プログラムを調べたところ、
  初演18名。
  再演13名。
  再々演12名。
 人数的には再演とほぼ同じですが、(時間的に間が空いたせいか)音を外すことが何度かあったことと、半分ほど人員交替があったブラスが弱い感じしたことが残念でした。
 再演から人が少なくなったのは、青山劇場より小さな大阪会場対応でしょうか?

「ボーイ・フロム・オズ」に見合った会場?
 出演者の存在感の大きさを考えると、もう少し大きなホールで上演してもよいように思うのですが、一方では、芝居の部分の繊細な演技を見るためには青山劇場でも大き過ぎる、という矛盾した希望を持っています。
 大きくても、出演者の表情がよく見えるホール、あるでしょうか。

>>演出家さまへ
 ジュディがピーターに、ライザとの結婚を、比喩を使って反対するところ
 「今までさんざんオカマの惑星を~」の下りは、本当は悲しいのに、冗談めかして言っているのですか? それまでのジュディは、思ったとおりをズバリと言う人に見えましたが、ここだけ、ジョークにくるめて言うのですか?
 この台詞と「もれなく私がついていくわ」の台詞には、「ここって、笑ってよいところかしら」と悩みます。
 翻訳前の、マーティン・シャーマンさんの台詞では、どうなっているのでしょうか。

>>坂本さん、演出家さまへ
 「旅立つ前に今一度」に入る前
 シドニー公演後に、スタッフ(アイリーン)の呼びかけから追想の世界に入って行く自然さに比べると、リトル・ピーターと「ヘイッ」と踊って別れてから「旅立つ前に今一度」に入るまでの移行が、どこか とってつけたように感じられることがあります。
 他の歌のように、会話からそのまま歌に移行するのと違って、今までのストーリーを総括するような歌なので、前のシーンと自然に繋がっている必要はないのかも知れませんが、気持ちがついていけないことがあるのです。
 (もしかすると、坂本さんの演技には問題なくて、自分がついていけていないだけかも知れませんが…)

>>脚本家さまへ
 「ボーイ・フロム・オズ」の脚本は、歌の合間合間の短い個々のシーンで登場人物の葛藤や喜びが過不足なく描かれているため、感想を書くと、書いた人の人生経験の豊かさの程度が感想に表われるような気がして、真面目な感想を書くのに気後れしてしまいます(本当は、文章というもの自体が そういうものなのかも知れないケド)。 罪な脚本ですね。

「ボーイ・フロム・オズ」10月09日(木) ソワレ@青山劇場

(18:35~19:54、20:13~21:40)

ミーハー目線の殴り書きメモ(2)

《全体》

 坂本さん背が伸びた?(汗)
 今回の観劇は3回とも二階席なのですが、二階席にいても坂本さん始め出演者のかたが大きく感じられます。 青山劇場の、ステージもホールも狭く感じられるほど、出演者の存在感があったのだと思います。

 初演/再演との差ほど大きな差ではないけれど、6日(月)に見たときと少し違う台詞回しや台詞の間がありました。 前進と言うより、色々と変えてみているような印象。

 日経トレンディネットの岩城京子さんの評(「坂本昌行の良作ミュージカル」)を読んで、もう一度 初心で脚本に向き合おう、そのために 双眼鏡は使わないで全体を見ようと決心したのでした(いつもはファン目線で、坂本さんを双眼鏡で見ている時間が長いので)。
 が、坂本さんのシルエットや骨格が大好きなので、肉眼で見ても ついつい坂本さんに目が惹き付けられがちでした。 二階席から見下ろしても、坂本さん、脚、長いです。 後ろ向きや横向きに椅子(やグランドピアノ)に座っているときの背中が綺麗です。

 観劇の間は、色んな感慨を持った充実した約3時間でした。
 それだけに!!! この作品が、もう少し、坂本さんファン以外の人に見てもらえるようになって欲しいと複雑な気持ちになってしまいます。
 ファンクラブ受け付けに並ぶ人の多さから察すると、観客の8~9割が坂本さんかV6のファンかも知れません。 コンサートならともかく、お芝居やミュージカル、特に「ボーイ・フロム・オズ」という作品については、もったいない状況だと思います。


《第1幕》
 『この俺の別の顔』
 客席の各所に視線を配りながら、語りかけるように歌っていました。
 二階席にも視線と微笑を届けてくれるので、二階席の客(自分)も思わずピーターの人生に引き込まれます。

 始めのナレーションが少し早口だったかなぁ。
 途中からふつうに戻りましたが。
 6日(月)は すっかり自然になったので忘れていたけど、初演のときは、ピーターのナレーションのたびに「坂本さん、落ち着いて、落ち着いて…」と心の中で念じていたのを思い出しました。

 ジュディが意識不明で入院していたのはいつのこと? まさか、マークって、ジュディの入院中にピーターと浮気していたのではないでしょうね?(←ツッコみ)

 『出来ることはせいぜい』
 見つめ合うピーターとライザ。 ライザを見つめるけぶるような目が素敵で、本当に王子さま(プリンス・チャーミング)みたい。
 この曲のようにポップス調の軽い曲でも、坂本さんは丁寧に歌います。 特に、伸ばす音が絶妙(どう絶妙か うまく説明出来ないのですが、最後まで神経が行き届きまくっているように感じられるのです)。
 坂本さんの大きな手が好きなので、両手で顔を覆ったり、ライザの手を取ったりする このシーンは個人的に御馳走さま!です。

 『高望みは禁物』
 ジュディの歌、いつも以上に迫力ありました。

 『コンチネンタル・アメリカン』
 緑のシャツの青年は、ピーターのシャツのボタンを外して胸を撫でるのですね。大胆だ。
 今夜のピーターの陶酔の表情も、たいそう悩ましかったです。
 と、あのブロンズ色のシャツは意外に透けているのに今頃 気づきました。

 ライザとの仲直りシーンでは、最初、ソファの肘掛けに腰を降ろして、そのまま ずりーっと座面に移動。
 ライザがこちらを向くたびに、口笛を吹く。 「何よそれ」ライザ当惑。
 こらこら、女性に向かって口笛を吹くのは、ちょっとヤンキーっぽいですよ。
 最後には いつもどおり、ピーターが笑顔で両腕を開き、ライザが「あなたには負けたわ」という感じの微笑で腕の中へ。


《第2幕》
 客上げは「山ちゃん」とおっしゃる山のような体格の男性。
 実はグレッグ・ファンだという告白に、「ああ … ライバルですね」。こういうアドリブは楽しめますね。

 『ありきたりの男だけれど』
 キスのあと、手を繋ぐ(片手ずつ徐々に重ねていく)のは、以前からありましたっけ?

 コパのシーンでは、オーケストラの人も白の帽子着用なのね。 一体感が楽しい。

 『歴史は繰り返される』
 この曲でも、客席が手拍子。
 ピーターがステッキをかざすと、バックの電飾が次々点灯していくところ、何度見ても好き。
 シルクハットを手で叩くと、お顔が半分隠れて、小顔が強調されて可愛い。

 『愛に理由なんて』
 グレッグに取りすがり、嘆願するように見上げながら歌う。 演技しながら、よくこんなに安定して歌えるなぁ!

 嗚咽しているような演技(坂本さん、本当に泣いちゃったの?と心配になる←結局ファン目線)が2回。
 グレッグが亡くなったときの様子のナレーションの後、顔を伏せ、胸を押さえて呼吸を整えるような姿勢で、しばし沈黙。
 顔を上げ、悲しみを紛らわせるために仕事に打ち込んだと笑顔を作る。

 ディーとの別れ。間を多めに取って深刻な感じ。

 『心込めてアイ・ラヴ・ユー』
 IZAMさんも声に厚みが出て、歌の印象が変わりました。

 坂本ピーター、幻のグレッグを抱きしめ損ねて、そのまま手で顔を肩を震わせて鼻をすすっています。 かなり長い時間、そうやって肩を震わせていて、ライザの声が聞こえても最初は泣いていたようでした。

『あなたと私』
 「友達がいてもお邪魔らしい」 … このライザのせりふ、再々演で初めて聞き取れました(「友達がいても」の「も」が。耳、悪すぎ)。 この時点では、ピーターは思い出の中に閉じこもって現実を拒否しているようです(のは、坂本さんの演技で何となくは判っていましたが)。
 二人で過去を総括し、ラストの「こんなとき、グレッグだったらどうするかしら」の問いかけに、明日からも生きていく力を取り戻すピーター。 この脚本、ひと言もムダがないです(自分のボケボケの耳のお蔭で、改めて実感した)。
 傷ついたときにこそ、ジョークを言って笑うライザ。 でも、一幕ラストの「もう(髪の毛は)伸ばさないわ」宣言と、二幕ラストの「こんなとき、グレッグだったら どう言うかしら」の問いかけだけは、涙声だけど真剣に言うのね。

 『旅立つ前に今一度』
 2番のサビで声が大きくなって、転調後にさらに大きくなって、ラストはさらに会場中に満ちる声。 声のクレッシェンドが凄かった。
 (他のファンのかたもブログなどに書いていらっしゃいますが、ここ数年の坂本さんって、ノドは疲れ知らず(それどころか だんだん調子が上がってくる)なのですよね。さすがに息は途切れがちでしたが、声は心地好く響いていました)
 凄いダイナミズムなのだけど、同時に優しさと慈愛も感じさせます。 何より、歌だけで独立しているのではなくて、それまでのストーリーと芝居に繋がって歌われて お互いに強め合っているのが、坂本さんの「ボーイ・フロム・オズ」の稀有なところ(のひとつ)。 それまでのストーリーがあるから、歌がいっそう心に響くし、この歌があるから、それまでの芝居に一本、筋が通る感じがします。

カーテンコールの最後
 再演までは、坂本さんがひとりでステージに戻ってくるとき、よく手を合わせて拝むような仕草をなさっていましたが、今回は、なさいませんね。
 拝む仕草も可愛らしくて好きでしたが、「最後までピーターでいる」ためには、ないほうがよいのかも知れません。

「ボーイ・フロム・オズ」10月06日(月)@青山劇場

(18:40~19:55、20:15~21:45)

ミーハー目線の殴り書きメモ

《開演前》
 ロビーの坂本さんへのお花。
 V6が出演しているテレビ局、ラジオ局のほかに、尾藤イサオさん、湖月わたるさんから届いていました(有り難うございます)。「ALL SHOOK UP」の共演者さんから気にかけていただいているのが判って、嬉しい気持ちになりました。

 FC販売チケットの景品は、A5サイズのクリアフォルダー。
 景品くれるのって久し振り? 宛て名の紙を返却してくれます(でも、処理済のスタンプを押すので時間がかかっていた)。

 自分の気持ちとしては、もの凄く楽しみにしてるものの、ドキドキは、全くしなかった。 「大丈夫、ウチの孫なら、絶対に素晴らしいものを見せてくれる」と、立派になった孫を頼もしく思う田舎のおばあちゃんの気持ち。


《全体的に》
 ますます、ストレートプレイのテンションに近づいたように感じました(再演の大阪公演でもかなりストレートプレイに近いと感じたが、なくなってみて気づく、あれでもまだミュージカルのテンションが残っていたのだと)。
 歌の台詞度(語っている感じ)も、自然なテンションでした(軽いところは軽く、ポイント的に強いところは強く)。

 声が、坂本さんと鳳さんは中低音が強めに響き、紫吹さんは高音がよく響いていました。
 ピーターは、自嘲的な台詞が少なくなりました。 グレッグの亡くなった後、ディーとケンカした後だけかな(このときは悲しみで自分を失っていた状態ですね)。
 ジュディは、声を低めにしてヒステリックな感じがなくなったけど、それでも、彼女が語る彼女の人生を聞けば、特別な才能に恵まれた代わりに特別な苦労にも遭ってきたことは、じゅうぶん伝わってきた。
 紫吹さん、声が可愛らしくなって、良い意味で、元男役さんということをほとんど感じませんでした。

 初演、再演はピーター・アレンさんのCDで聞く原曲に忠実でしたが、今回は、歌詞や状況に合わせて自由に伸ばしたりしていたようです。
 一方、台詞に関しては、初演/再演であったアドリブがなくなっていました(アロハ姿を見たときのディーの台詞とか、、ラジオシティのショーのあとのグレッグの台詞とか)。 三度目でも改めて基本に忠実に、ということなのかな。
 歌の変更も、坂本さんのアドリブではなく、上柴さん(音楽監督)との打合せの上で決まったことなのでしょう。(つまり、「FOOTLOOSE」再演のときのように 崩れてグダグダになる心配は不要だろう、ということ)

 見ながら、自分はピーターのように自分を人に曝け出すことが出来るかしら、と自問してしまいました。
 初演、再演の頃は、まだ家族や愛犬が亡くなったり、自分が入院したりということが続いていた時期だったので、この作品の中でも、病気や生死のほうにより感じるものがあったのですが。
 その人の状況によって、汲み取れるものが変わってくる脚本だな、脚本の良さを改めて感じました。


《第1幕》
 疾走感のあるOvertureにワクワク。

 ディーの語りに続いて、奥からシルエットが現われる。 自分、ホントに坂本さんのシルエットが好きだ。

 さあさあ、青山劇場に君臨する神の再々降臨ですよ!

 一幕前半のピーターは、何か色っぽい(有体に言うと淫乱っぽい)感じがしましたよ。 何故か判らないけど。

 ヤング・ピーターとのタップ。 V6の夏のコンサートを見て楽しみにしていたとおりの出来。 単に「タップを踏む」じゃなくて、身体全体で自由に音楽を踊っている感じ。

 ヤングピーター、また身長が伸びていました。 でも体型は少年なのでOK。

 ライザのメイクが少し変わったような気がします。 よりパンダ目になって、ライザに似ている感じを受けました。

 香港のホテル、マークとピーター二人の間のいかがわしい空気。 確かに この二人はデキてたのね、と思わせる何かがありました(かなり おたく視線?)。

 「コンチネンタル・アメリカン」でピーターが見やすい。 アンサンブルのフォーメーションが変わったのかしら。

 緑シャツの男の子、ワイルドなロックスターぽい(若いころのデビッド・ボウイやミック・ジャガー)。 体格もピーターと同じか大きいくらいで、ピーターに積極的に絡みます。 ピーターも体を預けていて悩ましい表情! このシーンの淫らさ、確実に上がっています。
 (と言っても、坂本さんの持つ清潔感/透明感が基調にあって、その上での淫らさですから…ムンムンではなく儚げな感じです(念のため))

 次のライザとの仲直り。 ソファーに並んで座って上目遣い。 ここだけは現役アイドル様の威力爆発。

 「静かに」は、リズム、コーラス変わった。
 サビの一部にコーラスが入る。
 ピーターが歌うときは、歩くようなリズムで歌い(ジュディの人生の歩みを感じた)、ジュディはレガートで。

 「別れるものなら」のライザの「もう伸ばさないわ!」の台詞の前にオーケストラの間奏。 二人の間が数メートル離れてから、改めてライザが宣言。

《第2幕》
 殺気を感じて、客上げはなし

 「バイ・コースタル」自由に伸ばして歌う。

 グレッグがなくなったあとの語り。 自分でも思い出すようにゆっくりと言葉を噛みしめて。
 「心込めてアイ・ラヴ・ユー」の最後、再演ではグレッグを抱こうとして空振りして自分の身体を抱いていたと思うのですが、今回は、伸ばした腕をそのまま力なく降ろしていました(ちょっと記憶曖昧)。
 ディーとケンカするときだけ自嘲的に

 「故郷と呼べるのはオーストラリアだけ」
 ふんわりと包み込むように語りかけ、でも深さと力強さのある歌声。相反する要素を共存させている坂本昌行さんの声が好きだ
 ラストは息継ぎしていました。


《パンフレット》
 赤、青に白の字ならなんとか読めるけど、黄色に白の字は老眼鏡必須。

 坂本さんのコメントを読むと、4回目、5回目もあるのではないかという気がしてくる。
 でも、年々成長する坂本さんだから、このままライフワークになるよりは、将来、更に人生の深さを表現した作品に出会うことがあれば、その作品が次の「オズ」になるような気がする。

 早口だったのは、演出のフィリップに英語と同じスピードが要求されていたからなの!? それにしては、他の出演者さんは、それほど早口に感じなかったけど…。

 地元の友人の話題。 ミュージカル・スター様にしては卑近な話題ですが、こういう、自分の経験と古くからの知り合いの人から学んでいく堅実なところが、坂本さんらしいなと思います。

V6 LIVE TOUR 2008 VIBES 2008年8月29日(金)昼公演 MC編

《挨拶MC》
 衣装が剛くんデザインで、燃えてしまったことなど。
 リアクションがなくて驚いていたけど、今朝の芸能ニュースで、もう皆 知っていたんですよ(それでも驚いてあげるべきだったかな?←そこまで甘やかさなくても良いような気もする)

《挨拶MC(トニ)》
 舞台の告知。

《挨拶MC(カミ)》
・剛くんが見に行った!!!
 剛くんのソロ・コンサートの会場は、今「サマリー」をやっている会場とのこと。
 そこで、剛くんがサマリーを見に行ったそうだ。
 剛「たまには、オレたちもJrに顔見せしたほうがいいぜ」
 (詳しい話は忘れたけど、後輩に名前を覚えてもらうため…みたいなことを言っていた気がする)


《MC》
・突然のオネエ・キャラ
 いの「坂本くんがタップを終えて戻ってくるとき、『やったー、やったわよ!』(オトメのように、握った手を胸の前に)って戻って来た」
 健「『学校へ行こう』の肝試しのときも、胸を押さえていたよ。」
 いの「あれヒドイ。ヌーブラが落ちたかと思ったよ」
 坂「本当に、心臓が痛かったの」
 健「それでも、あの押さえかたはヘン。両胸を隠しているし、指先が反っているんだ」
 いの「さかもっちゃんとか…そんな人もいたっけ」
 長「もう、カミングアウトしちゃえば?」
 (長野さん、トドメのキツーイひと言)

・お決まりのパターン
 いの「いやいや~。メンバーにウルトラマンがいるってね、嬉しいことで」
 坂「変身して」(そんな難題を…)
 長「ティガは怪獣が出ないと変身できないんだ」
 坂「じゃナニ、オレがガオーッてやれば変身してくれるの(言いがかりっぽく、両腕を怪獣のように上げながら)」
 長「坂本くんは(失笑)…変身しなくても倒せそうですから(にっこり)」
 (坂本さん苦笑&絶句。10周年コンサートDVDで、「(坂本さんの良い話は)やっぱ、ないね」とオトしたときのように坂本さんを脱力させていた)


《居残りMC》
 剛長。
 珍しい組み合わせ。この二人の共通点は…サッカー。
 いの「V6でサッカー・チームを作るとしたら、にしよう」(通常のサッカーの話題だったら、自分は全く理解出来なかったと思うので、この縛りは有り難かった)

 剛「とりあえず、三宅はベンチ。人数足りなくなってもベンチ」

 長「坂本くんはゴールキーパーだね」
 剛「ジャニーズの運動会でも、いつもゴールキーパーだし」

 長「剛は?フォワードっていうイメージだけど」
 剛「だって、フォワードって、ガツガツしたイメージじゃないですか」
 長「実際は、どこだったの?」
 剛「フォワード」(軽くオチ)

 剛「他のメンバーは?」
 長「イノハラは、頑張って動くんだけど … どっちかと言うと、"邪魔"、かなぁ(にっこり)。自殺点とか入れちゃいそう」
 剛「イノハラくんもベンチだね」
 (結局、オカっち、剛くん、長野さんの3人だけが走り回ってサッカーするのね)
 急いで着替えて戻って来て … 
 いの「で、で、どこのポジションになったの?」


《アンコールのTシャツ》
 他の組み合わせは忘れたけど、長野さんが自分のTシャツに描いてあるのは坂本さんだと知って
 長「え゛ー」(イヤそうに)
 坂「何でだよっ(苦笑)」
 (こんなオフザケが許されるのも、仲良しの二人ならでは)

V6 LIVE TOUR 2008 VIBES @国立代々木競技場 第一体育館

(とりあえず曲目だけ。内容は おいおい追加します。MCは別のエントリにする予定です。)

2008年08月28日(木) 18:35~21:00
2008年08月29日(金) 14:05~16:30

【会場】
1階アリーナに外周花道と、中央花道。
円形センター・ステージ(せり上がり付き)と、細長いバック・ステージ。
メイン・ステージには岩に囲まれた数メートルのモニターがあり、上がせりになっている。 両脇に直径1.5mほどの円盤ステージが6個(コンサートが始まると、この円盤が なかなか多機能なことが判る)。
2階スタンド席前に花道(Vロード)。


1. image of ViBES
 「常夏VIBRATION」の初回盤特典映像に似た感じのシャープなモノクロ映像で、メンバー紹介。


2. (新曲)
 間に「Let's go!」という掛け声が入る、カッコよく威勢のよい曲。
 メイン・ステージのモニターの中から、徐々にせり上がってくる。
 6人が横一列に並んで、前かがみの麦踏みダンス(ゴリラ・ウォークとも)。

 白、黒、白黒チェックを使った、2人ずつお揃いの衣裳。
 剛いの … 白黒チェックのクロップト・パンツのスーツ。
 オカ長 … スイス・アルプスっぽいベストとシャツの組み合わせ(記憶曖昧)。
 健坂 … 黒のツナギ。身頃にウエスタン・シャツのような白のパイピング。袖口などにさり気なく白黒チェック。
 全員、帽子(ハット)を被っている。


3. DIVE~ダンス・バトル
 爆発音と一緒に(記憶曖昧)、ハットを投げ捨てる。
 メイン・ステージ上。 後半は下へ。
 上にいるときは、ソロを歌うメンバーが後ろのライヴ・カメラを覗き込んで、そのアップ映像がモノクロで会場モニターに映し出される。
 下に行ったあとは、ソロを歌うメンバーだけを残して、5人はせりで下に消える。

 中央花道からセンター・ステージに移動。
 健くんからダンス・バトル。 踊る順番が来るのを列に並んで待っているが面白い。 踊り終わったら輪になって踊っている人を囲んでいる。


4. Believe Your Smile(メドレー・サイズ)
 花道巡りお手振り曲。
 (08/28:剛いのハイ・タッチ←珍しい組み合わせ)


5. グッデイ!!(メドレー・サイズ)
 花道巡りお手振り曲。サビの手振りは客席と一緒に。
 何故か2番(坂本さんの「交差点の~」)から始まったような記憶が…。


6. 翼になれ(メドレー・サイズ)
 花道巡りお手振り曲。
 最後はバック・ステージに集合。


7. over
 トロッコお手振り曲。
 剛健、長坂、オカいの、各人がトロッコに乗り込む。
 お星さまキラキラの手振りがないのが寂しい。


挨拶MC
20th CenturyのMC(Coming Century衣裳替え)
Coming CenturyのMC(20th Century衣裳替え)

8. 選ぶ前に飛べ
 剛いの長:スパングルの赤ブレザーと迷彩ワークパンツ。
 准健坂:スパングルの赤ベストと迷彩ワークパンツ。
 坂本さんは、Tシャツの袖を短くまくり上げている。
 長坂コンビは三日月形のタンバリン。
 メイン・ステージで椅子に座って→センター・ステージ→メイン・ステージに戻る。
 挨拶MCで、衣裳が剛くんデザインなことや、演出がオカっちなことを紹介したあと、いのっちがオカっちに依頼されて作った曲だと紹介。
 キャッチーなサビ(聞いてすぐ一緒に歌える)。 ラップ部分は凄く速いけど。 イントロのノイジーなギターが、久米さんアレンジらしい勢いがある。


9. I DON'T FORGIVE
 メイン・ステージ。
 後半、トニが上へ。 カミが中央花道へ。

 中央花道のカミ、メイン・ステージ上のトニ、歌っているほうにピンスポットが当たる。 暗転している間にバック・ステージ側に移動し、ピンスポが当たると止まって歌うカミセンが、「だるまさんが転んだ」みたいで可愛かった(のも、この3人が可愛いから)

 (昨年のコンサートの時点で持ち曲だったのに、昨年は演らなかった曲その1。カッコいい曲なので聴けて嬉しい)


10. Our Place/Coming Century
 バック・ステージにソファや椅子や棚が置いてある(おうちの雰囲気)。
 途中、棚から薔薇を1輪ずつ取り上げる。
 振りがやたら可愛かった。


11. オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ/20th Century with Coming Century
 メイン・ステージ。 薄いグレーのスーツに肩からトリコロールのリボンが暖簾のように下がっている。
 オレキミ・ダンサーズもM.A.D.もいないので、長野さんの空手チョップで倒れるのは いの坂だし、坂本さんソロのとき体育座りで転がるのは いの長。
 サビでは、右手も上に上げて振っていたような気がする(バランスを取るの、けっこう難しそう)。
 サビでは客席も、Mステでファンがやったのと同じ両腕を上げて振る振りを。

 最後のサビで、バック・ステージに衣裳替えしたComing Centuryが現われ、一緒に振りをしたあと、お互いに中央花道を通ってセンター・ステージに集結。


12. I give smile to you
 センター・ステージ。
 背中合わせの輪になって歌う。

 坂本さんの声、CDで聞くよりずっと伸びやかで深みのある声です。

 (昨年のコンサートの時点で持ち曲だったのに、昨年は演らなかった曲その2。待った一年分スケールが大きくなっていて、感動)


13. nostalgie
 バック・ステージから、南北外周。
 イントロで、レーザー光線が飛び交う中を、メンバーがインド舞踊っぽい手つきで、6人で一つの形を作る。 蓮の花のように見えて、綺麗綺麗。 オリエンタルな雰囲気で曲調に合っていた。
 歌いながら南北外周へ。
 オカ長坂:北の外周。
 健剛いの:南の外周。
 間奏で、3人ずつまたポーズして一つの形を作る。
 終わりでは、センター・ステージでフォーメーション(記憶曖昧)。


14. VOLTAGE
 メンバー全員がハケたあと、映像が繋ぐ。
 
 6個のせり上がりの間に黄色い糸ゴムが張られて、まるで檻のように。
 その中で のたうち、ポーズをつけているメンバー。
 自分が歌うときだけ、ゴムをかき分けて上体だけ姿を見せてくれる。

 2番以降は、それぞれの細い階段を降りてメイン・ステージに。
 スクリーンの裏に消えたり現われたり。

 後半、坂本さんはフォーメーションの一番奥にいて、最後には消えてしまう。
 ヘッドセット・マイクなので両腕を使って演じる。
 この1曲のためだけの衣裳。 白と黒で着物っぽいというか、孫悟空っぽいというか、そんな感じ。

 (評判の演出だったが、28日はセットの陰で物理的に坂本さんが見えず。
 29日は遠くて、双眼鏡を使って やっと坂本さんが見える程度(細かな動きや顔の表情は見えない)。
 個人的にとても残念な結果だった。
 あと、評判なのは前半のゴムの檻だと思うのだが、後半、モニターとかくれんぼの演出になってしまうのが ちょっとダレたかなぁ…。
 どうせなら、前半が かくれんぼ→後半が檻のほうが、後半に向かってテンションが上がっていって良かったのでは?それだと坂本さんが消えるタイミングがないからダメかしら。)


15. 坂本さんのタップ
 薄いグレーのシャツに、白のズボン。
 メイン・ステージ奥から静かに歩いて現われて、タップを踏む。
 長い腕をフラメンコのように優雅にドラマチックに動かすタップ。
 一瞬、息をついたあと、速くて複雑なタップに。 ラストは「オーレ!」(パチパチ)
 たぶん、バックに音楽もリズムも流れていなかったと思う。
 ライティングを除けば、純粋に坂本さんが作り出す空間に1万人の観客が惹き付けられている。
 (坂本さんファンが坂本さんを誇らしく思う一瞬でもある)

 静かに歩いて奥へ退場。

 (タップ単独としても凄くて圧倒されたけど、全身から醸しだされるダンサーらしい風情にうっとり。
 ただ、ピーター・アレンのタップとはタイプが違うような気もするので、このタップがそのまま「ボーイ・フロム・オズ」に繋がるかどうかは、よく判らない)
 後半は、靴音が本当に速くて複雑なリズムを刻んで、どんなふうに足首を動かしたら、あんな速く動くのか不思議だった。
 サカモトマサユキの身体は、一体どうなっているの~?(その1)


16. 蝶
 濃いグレー(薄い紺かも)のワイシャツに白のサテンっぽいベスト、たぶん白のズボン。
 坂本さんはイントロのダンスには不参加。 出だしのソロから復帰。

 MC前のラスト曲なので、メンバーも汗だくだが、息も荒く額に汗を浮かべた表情も、この曲には合っているようだ。

 「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」のイントロと、タップ・ダンスと、この曲の間奏では、坂本さんの腰がくるくる回って、正面からお尻が見えるのではないかと思うほど。
 サカモトマサユキの身体は、一体どうなっているの~?(その2)


MC~衣裳替え(居残りMC) 開始後1時間から30分ほど

17. Swing!
 抑え気味のカラフルな色に白をプラスした、可愛い衣裳。
 (遠目にもメンバーが識別可能で、スタンド席後方や原宿口側の客にも優しい)
 坂本さんは、薄いグリーンで白の襟のワイシャツ、青緑のブレザー、芥子色のポケットチーフ、薄いグレーのズボン、ハイカットの運動靴。 ワイシャツは第2ボタンまで開いて綺麗な胸元が覗いている。
 袖口と襟が白い、茄子紺のシャツに同じ茄子紺の帽子を被った剛くん、まるでデパートのエレベーターガールのように可愛かった。

 メイン・ステージからトロッコに乗り込み、バック・ステージへ。

 メイン・ステージのモニタにアニメ映像。
 アニメというか、昔のテレビゲームみたいにトコトコ歩く6人。
 (でも、これがPVだったら、ファン的には寂しい(アニメの中のメンバーの服がステージ衣裳と同じなので、コンサート限定の映像だと思いますが))


18. プールサイド・マーメイド
 外周を歩いて、ビーチバッグに入ったサイン入りボールを客席に投げる。
 ビーチバッグは、今年のコンサートグッズなのかも…。

 ラスト、メイン・ステージで健くんがダンス、5人が健くんを囲んで 健ちゃんを守り立てる。


19. 常夏VIBRATION
 メイン・ステージ上で横一列になって踊る。
 サビのダンスは、後ろのモニターが分割画面になる。

 後半、健剛コンビが先に退場。


20. (dance number)
 メイン・ステージ上手に障子の衝立て。
 剛くんのシルエット。カチャン、とZippoを開けて煙草に火を点ける音がして、フゥーという剛くんのひと息のあと、障子が燃え落ちて、剛くんが姿を現す。
 下手側から健くん。
 白ワイシャツに黒ズボン、襟のついた黒のベストだったり、その上にジャケットを着ていたりする。 蝶ネクタイだったり、ボウタイだったり。
 カフェのギャルソンかマジシャンみたいで可愛い衣裳。
 赤紫のラインが入っているのが、剛くんのオリジナルらしい感じ。 背中には赤紫色の蝶の刺繍。

 続いて、オカっちも登場。
 ステージ上段にトニ3人も登場。

 リズムに合わせてダンス。
 6人が固まってフォーメーションを強調するものだったり、離れて各々踊るものだったり。

 メイン・ステージ奥のモニターの6人の映像が どんどん増殖していく。


21. (新曲?)
 映画で、ダイゴがティガに変身する前に流れそうな、力強いメロディーのカッコいい曲。
 メンバーが向かい風に煽られる(トニコン定番演出)。

 ラスト、6人がハケる。


22. 映像~MUSIC FOR THE POEPLE
 映像と音楽が、「V6、V6」というリズムを刻む。
 客席からも、V6コールが起こる。

 先程の衣裳に、山吹き色のブレザー。


23. TAKE ME HIGHER


24. MADE IN JAPAN


25. Be Yourself!


26. サンダーバード -your voice-


27. way of life
 メイン・ステージに戻って、それぞれがせりに乗って歌う。
 ショート・ヴァージョン。
 2番が省略されているので、坂本さんのDメロの前が いのっちになって、フル・ヴァージョンと趣が変わる。
 (個人的に、オカっちのコケティッシュな軽い声に導かれた坂本さんの繊細だが深みのある声のコントラストが心地よいのだが、いのっちの声は坂本さんより重いので、勝手が違う)


28. Darling


29. 愛なんだ

30. 愛のMelody

31. 長野さん挨拶~サンキュー!ミュージック!


32. LIGHT IN YOUR HEART


33. image of ViBES
 メンバーが下がったあと、舞台裏を歩いているメンバーのモノクロ映像が映り、それが逆回しされてコンサートが早送りに逆向きに再生されていく。
 途中、「Darling」でカミセンがお尻をぶつけ合っているところとか、MC明けのカラフル衣裳などがゆっくり再生される。
 最後に、映画のように「fin」の字幕。


アンコール1
34. HONEY BEAT

35. 心からの歌


36. Believe


アンコール2
37. 本気がいっぱい

V6 LIVE TOUR 2008 VIBES 2008年8月28日(木) MC編

《挨拶MC》

・いのっちの思いつきで
 (芸能ニュースでも流れたけど、)いのっちが突然「Jun'ichi Okada!」とオカっちに振り、オカっちが「今まで、そんなんあったっけ?」と苦笑するシーンあり。
 次の「Masayuki Sakamoto!」コールには、「会いたかったぜー!」とカッコつける坂本さん。

・剛くんデザイン衣装の紹介
 この話題は、毎回していたのでは?
 大阪から広島に移動するときに全焼した話。

 剛くんのコメント。
 今回の衣装の、こだわりポイント。
 「コイツには半パン履かせてみようかな、とか、坂本くんのツナギ姿が見たいな、とか」
 (半パンと言うか、クロップト・パンツは、剛くんといのっち)


《挨拶MC(トニ)》

 衣装を乗せたトラックが焼けたのでメイク道具も一緒に燃えてしまった話。
 いの「坂本くんは特にメイク道具が多いから」
 坂「厚塗りしているんですよ」
 いの「メイク落とすと、顔がひと回り小さくなるものね」

 3人の舞台の告知。
 いの長コンビは「ボーイ・フロム・オズ」を2回とも見ているが、三度目の正直で剛くんが来るかどうか?


《挨拶MC(カミ)》
 オカっち演出と、剛くんのソロ・コンサートの告知。

・それはムリでしょ
 トニセンもさっさと着替えて合流。
 坂本さん、剛くんソロに「バック・ダンサーとして使って」とお願い。
 坂本さん、その頃は「ボーイ・フロム・オズ」の大阪公演だと思うのですが…。


《MC》
・タップの後の坂本さん
 いのっちによると、ステージ奥に戻ってくるとき、燃え尽きたようにボーッとしているそうです。
 いの「オレたちは、『これから行くぞ!』という感じなのに、ひとりで燃え尽きているの」

・「ViBES」の特典映像撮影
 代々木といえば、デビューの地、そしてバレーボール。
 レシーブやアタック、トスの担当を決める。
 トス担当を選んだ いのっちに
 坂「トスって、結構マヌケだぜ」
 出来上がった写真、いのっちの面白い表情とポーズ、かなり お馬鹿度が高くて笑えました。

・だってオッサンだもん
 何かの呼びかけに対する返事が、低い声でオッサン臭かった坂本さんに、
 長「オッサン臭いよ(笑)」
 坂「だってオッサンだもん。(会場に向かって)本当に、37歳は、立派にオッサンですから」
 でも結局、長野さんのリクエストに従って、明るい声で返事し直していました。

・ウルトラマン映画の告知から話がそれて。
 長野さんの甥っこさんは、ちょうどティガ放送時に子供だったのに、キティちゃんが好きだったそうだ。
 それで、坂本さんが、甥っこさんに、オネエ疑惑をかける。

・嗚呼、言いまつがい…
 いの「長野くんを見ていると癒される。今度、長野くんの写真ちょうだ。ペンダントの中に入れるから」
 坂「それって、恋人同士みたい。長野んところ甥っこと同じか?」
 長「うちの甥はアブノーマルだよ!!!(力説)」
 (「うちの甥はノーマルだよ」と「うちの甥をアブノーマル扱いするな」がゴッチャになっちゃったのだろうね)

居残りMC
 いの剛。
 長野さんのお題は「英語、外来語を使わない」
 いのは、ヘンな日本語に置き換えていたが、剛くんは、けっこう、カタカナが出てしまっていた。
 残りの4人が戻っても、カタカナ禁止令は続く。
 坂本さんがコンサートのことを「大騒ぎ」と言った。タップは「地団駄」だそうだ。

《アンコールのTシャツ》
 この日は、全員が自分のを着ていたので、特にオチは なかった。